バイトの履歴書の職歴の書き方|店舗名・アルバイト歴をどこまで書くか

この記事の結論
アルバイトの履歴書の職歴は、古い順に「株式会社〇〇 〇〇駅前店 入社(アルバイト)」のように、会社名とお店の名前、雇用形態を書きます。担当した仕事を1行添えると経験が伝わります。アルバイト歴は全部書く必要はなく、応募する仕事に近いものや長く続けたものを選んで書けばかまいません。
職歴の基本の書き方
職歴の欄は、学歴の下に「職歴」と見出しを書き、その下に古い順で書きます。1社ごとに、入社の行と退社の行を書くのが基本です。
記入例
| 年 | 月 | 学歴・職歴 |
|---|---|---|
| 職歴 | ||
| 2023 | 4 | 株式会社〇〇 〇〇駅前店 入社(アルバイト) |
| ホールスタッフとして接客・レジ・開店準備を担当 | ||
| 2025 | 3 | 株式会社〇〇 〇〇駅前店 退社 |
| 2025 | 5 | 株式会社△△ △△店 入社(パート) |
| 品出し・レジを担当 | ||
| 現在に至る | ||
| 以上 |
今も働いているところは、退社の行の代わりに「現在に至る」と書きます。最後の行には、右寄せで「以上」と書いて締めます。
会社名と店舗名を両方書く
チェーン店で働いていた場合は、会社名とお店の名前(店舗名)を両方書きます。お店の名前だけだと、どこの会社か分からないことがあり、会社名だけだと、どのお店で働いていたか分かりません。
- 会社名:「(株)」と略さず「株式会社」と書きます。前に付くか後ろに付くかは、正式な名前のとおりにします。
- 店舗名:「〇〇駅前店」「〇〇店」のように、お店で使われている名前で書きます。
- ブランド名と会社名が違う場合:「株式会社〇〇(カフェ△△ 〇〇店)」のように、会社名のあとにかっこで書くと分かりやすくなります。
正式な会社名は、お店のホームページの会社概要や、給与明細・雇用契約書で確かめられます。
雇用形態と、担当した仕事を添える
正社員以外で働いた経歴には、「(アルバイト)」「(パート)」と雇用形態を添えます。書いておかないと、正社員として働いていたように読まれることがあり、面接で食い違いが出ます。
入社の行の次に、担当した仕事を1行添えると、どんな経験があるかが伝わります。
- ホールスタッフとして接客・レジを担当
- 品出し・発注・売り場づくりを担当
- 新人スタッフの教育を担当(1年目から)
- キッチンで仕込み・調理を担当
アルバイトの採用では、同じ仕事の経験がある人は「教えることが少なくて済む人」として評価されます。応募する仕事に近い経験は、とくに具体的に書きましょう。
担当した仕事の書き方(業種別の例)
担当した仕事は、「何を担当していたか」に加えて、任されていたことがあれば書きます。アルバイトでも、教育係やレジ締め、発注などを任されていたなら、それは立派な経験です。
業種別の記入例
| 業種 | 担当した仕事の書き方 |
|---|---|
| 飲食店 | ホールで接客・配膳・会計を担当。2年目から新人スタッフの教育を担当 |
| コンビニ | レジ・品出し・検品・清掃を担当。深夜帯は1人で店舗を担当 |
| スーパー | 青果売り場で品出し・陳列・値付けを担当 |
| アパレル | 接客・試着の案内・在庫管理・ディスプレイの変更を担当 |
| 倉庫・軽作業 | ピッキング・検品・梱包を担当。1日あたり約300件を処理 |
| 塾・家庭教師 | 中学生の数学・英語を担当(生徒数6名) |
数字(人数・件数・期間)が分かるなら、添えると具体的になります。ただし、正確に分からない数字を大きく書くのはやめましょう。面接で聞かれたときに説明できる範囲で書きます。
アルバイト歴はどこまで書くか
アルバイト歴は、すべて書く必要はありません。履歴書の職歴の欄は行数が限られているので、次の順で選んで書きます。
- 応募する仕事に近いアルバイト(飲食店に応募するなら、飲食店の経験)
- 長く続けたアルバイト(1年以上など)
- 今も続けているアルバイト
数日〜数週間の単発のアルバイトがたくさんある場合は、1件ずつ書かずにまとめて書く方法があります。書き方は日雇い・単発バイトの履歴書で説明しています。
学生がアルバイトに応募する場合、職歴に学生時代のアルバイトを書くかどうかは自由です。書いておけば、働いた経験があることが伝わります。
辞めた理由の書き方
職歴の退社の行に、辞めた理由を書くかどうかは自由です。書く場合は、次のような決まった言い方を使います。
辞めた理由と、書き方
| 辞めた理由 | 書き方 |
|---|---|
| 自分の都合で辞めた(進学・引っ越し・ほかの仕事など) | 一身上の都合により退社 |
| 契約期間が終わった(短期バイト・期間限定など) | 契約期間満了により退社 |
| お店が閉店した | 店舗閉鎖により退社 |
| 会社の都合で辞めた(人員削減など) | 会社都合により退社 |
人間関係や仕事の大変さなど、自分の都合で辞めた理由は、どれも「一身上の都合により」で十分です。詳しい理由を書く必要はありません。面接で聞かれたら、「〜に挑戦したかった」のように前向きな言い方で答えます。
短期のアルバイトや、期間が決まっていたアルバイトは、「契約期間満了により退社」と書くと、途中で辞めたのではないことが伝わります。
働いていない期間(空白期間)があるとき
前のアルバイトを辞めてから、しばらく働いていない期間があっても、職歴の欄に何か書く必要はありません。履歴書は「働いた経歴」を書くものなので、働いていない期間はそのまま空けておきます。
ただし、面接では「この期間は何をしていましたか」と聞かれることがあります。資格の勉強、家族の介護、子育て、体調を整えていたなど、事実を一言で答えられるようにしておきます。アルバイトの採用では、空白期間そのものより、これから安定して働けるかどうかのほうが重視されます。
迷いやすいケース
すぐに辞めたアルバイト
1〜2か月で辞めたアルバイトは、アルバイトの応募なら書かなくても問題になることは少ないでしょう。書く場合は、「一身上の都合により退社」とだけ書き、理由の詳細は書きません。
お店の名前や会社名が変わった
働いていた当時の名前で書き、今の名前を後ろに添えます。「株式会社〇〇(現 株式会社△△)」のように書くと、今の会社が分かります。
同じ会社で別のお店に異動した
入社の行のあとに「〇〇店へ異動」と1行加えます。会社を辞めていないので、退社の行は書きません。
今もアルバイトを2つしている
両方を入社の順に書き、最後に1回だけ「現在に至る」と書きます。詳しくは掛け持ちの履歴書の書き方を見てください。
職歴がないとき(初めてのアルバイト)
働いた経験がまったくない場合は、職歴の見出しの下に「なし」と書き、次の行の右側に「以上」と書いて締めます。空欄のままにすると、書き忘れたように見えるためです。
記入例
| 年 | 月 | 学歴・職歴 |
|---|---|---|
| 職歴 | ||
| なし | ||
| 以上 |
初めてのアルバイトでも、不利になることはありません。部活動や学校の係、家の手伝いなど、続けてきたことを志望動機・自己PRの欄で伝えれば十分です。
履歴書バイトで作る場合
このサイトの作成ツールでは、3つ目の「職歴・アルバイト歴」の画面で入力します。
- 会社やお店の名前:「株式会社〇〇 〇〇駅前店」のように、会社名と店舗名をまとめて入力します。
- 入社の書き方:「入社」「入社(アルバイト)」「入社(パート)」から選びます。「入社(アルバイト)」を選ぶと、PDFには「株式会社〇〇 〇〇駅前店 入社(アルバイト)」と出ます。
- いつから・いつまで:「202304」のように6桁の数字で入力します。「いつまで」を入れると「退社」の行が入ります。
- 現在も勤務中:チェックを入れると、「退社」の行は入らず、職歴の最後に「現在に至る」の行が入ります。掛け持ちで2つともチェックを入れても、「現在に至る」は1回だけです。
- 「以上」:最後の行に自動で入ります。
- 職歴がないとき:職歴を1件も入力しないと、PDFには学歴のあとに「職歴」の見出しと「なし」の行が自動で入ります。
担当した仕事を1行添える欄はありません。担当した仕事は、志望動機・自己PRの欄で伝えてください。また、PDFの学歴・職歴の欄は、見出しと「以上」を含めて19行分です。これを超えた分の行は、PDFに入りません(最後の「以上」も入らなくなります)。1社につき2行(入社と退社)使うので、職歴が多いときは、応募する仕事に近いアルバイトから選んで入力し、プレビューで最後の「以上」まで入っているか確かめてください。