高校生のバイトの履歴書の書き方|初めてでも書ける欄ごとの例文

この記事の結論
高校生のアルバイトの履歴書では、学歴は中学校の卒業から書き、最後に「〇〇高等学校 在学中」と書きます。職歴がなければ「なし」と書きます。志望動機は部活動や学校生活で続けてきたことを1つ挙げ、本人希望記入欄には学校や部活と両立できる曜日・時間帯を書きます。18歳未満は午後10時から午前5時まで働けない点にも注意します。
応募する前に確かめておくこと
高校生がアルバイトに応募する前に、次の3つを確かめておきます。履歴書を書く前に確かめておくと、あとで困りません。
- 学校のルール:校則でアルバイトが禁止されていたり、学校の許可が必要だったりする場合があります。
- 家族の同意:お店によっては、保護者の同意書を出すよう求められます。家族に相談してから応募しましょう。
- 働ける時間:18歳未満は、法律(労働基準法)で、午後10時から午前5時までの間は働けません。夜遅くまでの勤務が中心の仕事には応募できないことがあります。
18歳未満の人を雇うお店は、年齢を確かめる書類を用意しておく必要があります。採用されたときに、住民票の写しなどを求められることがあるので、覚えておきましょう。
学歴:中学校の卒業から書き、最後は「在学中」
高校生の学歴は、中学校の卒業から書き始めます。高校の入学を書き、その次の行に「在学中」と書きます。
記入例(高校2年生の場合)
| 年 | 月 | 学歴・職歴 |
|---|---|---|
| 学歴 | ||
| 2025 | 3 | 〇〇市立〇〇中学校 卒業 |
| 2025 | 4 | 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 入学 |
| 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 在学中 | ||
| 職歴 | ||
| なし | ||
| 以上 |
学校名は「〇〇高校」と略さず、「〇〇県立〇〇高等学校」のように正式な名前で書きます。私立の高校なら「〇〇高等学校」、学科やコースがあれば「普通科」「商業科」のように添えます。
3年生で卒業が近い場合は、「在学中」の代わりに「2027年3月 〇〇高等学校 卒業見込み」と書くこともできます。
職歴:初めてのバイトなら「なし」
初めてのアルバイトなら、職歴の見出しの下に「なし」と書き、次の行の右側に「以上」と書いて締めます。空欄のままにしないようにしましょう。
職歴がないことは、高校生にとってふつうのことで、不利にはなりません。お店も、高校生には仕事の経験よりも、まじめに続けられるか、元気に働けるかを見ています。
志望動機:学校生活で続けてきたことを1つ
高校生の志望動機は、「なぜこのお店か」と「学校生活で続けてきたこと」を組み合わせて書くと、短くても伝わります。部活動、委員会、文化祭の係、家の手伝い、習いごとなど、続けてきたことを1つ選びます。
例文(ファストフード店)
よく友人と利用しているお店で、スタッフの方が忙しい時間でも笑顔で対応している姿を見て、自分も働いてみたいと思い応募しました。中学・高校とバスケットボール部で毎日練習を続けており、体力には自信があります。元気な声で接客できるようがんばります。
例文(スーパー)
家から近く、学校帰りにも通いやすいため応募しました。家で食事の準備や買い物を手伝うことが多く、商品の種類にはくわしいほうです。図書委員として本の整理を続けてきたので、品出しや陳列の仕事にも活かせると思います。
「お金がほしいから」という理由も本当なら間違いではありませんが、それだけだとどこのお店でもいいように見えます。そのお店を選んだ理由を1つ加えましょう。
本人希望記入欄:学校・部活・テストと両立できる時間を
高校生は、授業や部活動、テストがあるので、働ける時間が限られます。お店もそれを分かっているので、働ける曜日と時間帯を正直に、具体的に書けば大丈夫です。
記入例
勤務可能日:火・木 17時〜21時、土 10時〜18時
部活動のため、月・水・金は勤務が難しい状況です。
定期テストの前の1週間は、勤務を控えさせていただきたいと考えています。
夏休みなどの長期休暇中は、平日も勤務できます。
テスト期間や長期休暇のように、働ける時間が変わる時期を書いておくと、お店はシフトを組みやすくなります。とくに「長期休暇は多く入れる」という情報は、お店にとってありがたい情報です。
18歳未満は午後10時以降に働けないので、「〜22時」まで書くと、22時ちょうどまでの勤務になります。お店の閉店作業がある場合などは、面接で確かめておきましょう。
写真と、そのほかの欄
- 写真:制服で撮った写真でかまいません。前髪が目にかからないようにして、正面を向いて撮ります。撮り方は履歴書の写真で説明しています。
- 免許・資格:英検・漢検などがあれば「実用英語技能検定3級 合格」のように正式な名前で書きます。なければ「特になし」と書きます。
- 連絡先:自分のスマホの番号を書きます。スマホを持っていなければ、家族の了解を得て家の電話番号を書きます。
- 日付:郵送するなら送る日、面接に持っていくなら面接の日を書きます。
資格がなくても書けること
高校生は資格を持っていないことが多く、「特になし」で問題ありません。ただ、次のようなものは、資格欄や志望動機で伝えられます。
- 検定:英検・漢検・数検・珠算・情報処理などの検定は、級が低くても、正式な名前で資格欄に書けます。
- 部活動や委員会での役割:部長・副部長、委員長などの経験は、志望動機・自己PRの欄で伝えます。
- 皆勤:「中学3年間無遅刻・無欠席」のような実績は、まじめに続けられることの証明になります。
- 家の手伝い:毎日の料理や、きょうだいの世話など、続けていることも立派な経験です。
面接でよく聞かれること
高校生のアルバイトの面接では、次のような質問がよくあります。履歴書に書いた内容と同じことを、自分の言葉で答えられれば大丈夫です。
- 「どうしてこのお店で働きたいのですか」:志望動機に書いた理由を、少しくわしく話します。
- 「部活動や勉強とは両立できますか」:本人希望記入欄に書いた曜日と時間帯をもとに、無理なく働けることを伝えます。
- 「テストの前はどうしますか」:テストの時期と、その間は休みたいことを正直に伝えます。
- 「学校の許可や、家族の同意はありますか」:確認していることを伝えます。同意書が必要なら、すぐに用意できると答えます。
- 「どれくらい続けられますか」:「卒業まで続けたい」のように、続ける気持ちがあることを伝えます。
面接では、相手の目を見て、はきはき答えることがいちばん大切です。上手に話そうとするより、正直に、明るく答えることを心がけましょう。
出す前に、家族にも見てもらう
初めての履歴書は、書き終えたら家族に一度見てもらうと安心です。とくに、次のところは間違えやすいので確かめてもらいましょう。
- 中学校の卒業と、高校の入学の年月
- 住所の番地や、マンション名・部屋番号
- 電話番号の数字
- 学校名を正式な名前で書けているか
保護者の同意書が必要なお店なら、このときに一緒にお願いしておくと、手続きがスムーズです。
履歴書バイトで作る場合
このサイトの作成ツールでは、高校生の学歴は次のように入力します。
- 自動計算を使う:基本情報の画面で生年月日を入れてから、学歴の画面の「生年月日から自動計算する」を押し、最終学歴に「高等学校」を選び、「中学校から記載する」にチェックを入れます。中学校と高校の行が入ります。
- 高校を「在学中」にする:自動計算では高校が「卒業」として入るので、高校の「状態」を「在学中」に変え、「卒業年月」を空けます。PDFには「〇〇高等学校 在学中」の行が入ります。3年生なら、「状態」を「卒業見込み」にして卒業年月を残すと、「卒業見込み」の行になります。
- 学校名を直す:「○○中学校」「○○高等学校」のような仮の名前が入るので、正式な名前に書き換えてください。
- 職歴:何も入力しなくてかまいません。職歴を入力しない場合、PDFには職歴の見出しが出ず、学歴の最後に「以上」が入ります。
会員登録しなくても、PDFの保存まで使えます。