パート・バイトの履歴書の学歴はいつから書く?最終学歴別の記入例

学歴は最終学歴のひとつ前の学校から書くことを、大きさの違う3つの校舎で示した図

この記事の結論

パート・アルバイトの履歴書の学歴は、最終学歴の1つ前の学校から書くのが一般的です。高校を卒業した人は中学校の卒業から、大学を卒業した人は高校の入学から書きます。学校名は「〇〇県立〇〇高等学校」のように正式な名前で書き、在学中なら最後に「在学中」と書きます。

学歴は「最終学歴の1つ前の学校」から

履歴書の学歴をどこから書くかに、法律や様式で決まったルールはありません。一般的には、最終学歴の1つ前の学校から書きます。

最終学歴と、書き始める学校

最終学歴書き始め
中学校卒業中学校の卒業(小学校の卒業から書いてもよい)
高校卒業・高校在学中中学校の卒業
専門学校・短大・大学卒業高校の入学
大学院修了大学の入学

義務教育(小学校・中学校)の入学は、書かなくてかまいません。中学校の卒業から書く場合は、卒業の行だけで十分です。

パート・アルバイトでは、学歴よりも職歴やシフトの希望のほうが重く見られることがほとんどです。学歴は、正確に、短く書けば十分です。

最終学歴別の記入例

高校卒業の場合

年月学歴・職歴
学歴
20153〇〇市立〇〇中学校 卒業
20154〇〇県立〇〇高等学校 普通科 入学
20183〇〇県立〇〇高等学校 普通科 卒業

大学卒業の場合

年月学歴・職歴
学歴
20144〇〇県立〇〇高等学校 入学
20173〇〇県立〇〇高等学校 卒業
20174〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
20213〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業

大学・専門学校に在学中の場合

年月学歴・職歴
学歴
20214〇〇県立〇〇高等学校 入学
20243〇〇県立〇〇高等学校 卒業
20244〇〇専門学校 〇〇学科 入学
〇〇専門学校 〇〇学科 在学中

卒業の予定が決まっていれば、在学中の代わりに「2026年3月 卒業見込み」と書くこともできます。

学歴の欄の書き方の基本

学歴の書き方には、どの履歴書でも共通する基本の形があります。

  • 1行目の中央に「学歴」と書く:その下から学校を書き始めます。職歴を書くときは、学歴の最後のあとに1行空けずに「職歴」と書きます。
  • 入学と卒業は別の行に書く:「〇〇高等学校 入学」「〇〇高等学校 卒業」と、1つの学校に2行使います(中学校の卒業だけを書く場合は1行)。
  • 年と月は左の欄に数字で:「2018」「3」のように、年の欄と月の欄に分けて書きます。
  • 学校名が長いときは2行に分けない工夫を:学部・学科まで入れて1行に収まらない場合は、文字を小さくするか、学科を省かずに2行目に続けます。年月は1行目にだけ書きます。

学歴と職歴を書き終えたら、最後の行の右側に「以上」と書きます。職歴がない場合も、学歴の最後のあとに「職歴」「なし」と書き、「以上」で締めます。

学校名は正式な名前で書く

学校名は、略さずに正式な名前で書きます。

  • 「〇〇高校」ではなく「〇〇県立〇〇高等学校」
  • 「〇〇中」ではなく「〇〇市立〇〇中学校」
  • 大学は学部・学科まで:「〇〇大学 経済学部 経済学科」
  • 高校の学科も書けると丁寧:「普通科」「商業科」など

学校が統合されて名前が変わった場合は、通っていた当時の名前で書き、「(現 〇〇高等学校)」と添えます。

中退・休学・浪人のとき

  • 中退:「〇〇大学 〇〇学部 中途退学」と書きます。理由を書く場合は「家庭の事情により中途退学」のように短くします。
  • 休学:休学したことは書かなくてもかまいません。卒業の年が1年ずれるので、面接で聞かれたら説明できるようにしておきます。
  • 浪人:浪人した期間は書きません。高校の卒業と大学の入学の年が1年ずれていれば、読む人には伝わります。

最終学歴は「卒業した学校のうち、いちばん上の段階」です。大学を中退した場合、最終学歴は高校卒業ですが、学歴の欄には大学の入学と中途退学も書きます。

定時制・通信制・高卒認定などのとき

高校の課程や、学校の種類によって、書き方が少し変わります。どれも、事実をそのまま正確に書けば問題ありません。

記入例

状況書き方
定時制の高校〇〇県立〇〇高等学校 定時制課程 普通科 卒業
通信制の高校〇〇高等学校 通信制課程 普通科 卒業
高等学校卒業程度認定試験に合格高等学校卒業程度認定試験 合格
高校を途中で転校した〇〇高等学校 入学/〇〇高等学校 転入学/〇〇高等学校 卒業
職業訓練校(ハローワークの訓練など)〇〇職業訓練校 〇〇科 修了(学歴の最後か、職歴の欄に書く)

高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)は、学校を卒業したことにはなりません。合格した年月と一緒に、学歴の欄の最後か、免許・資格の欄に書きます。どちらに書いても間違いではありません。高校を中退していれば、その前に「〇〇高等学校 中途退学」の行を書きます。

外国の学校を卒業した場合は、学校名をカタカナか英語で書き、国名を添えます。「〇〇高校(アメリカ)卒業」のように書くと、読む人に伝わります。

パートの応募で、昔の学歴を思い出せないとき

子育てが一段落してパートに応募する場合など、学校を卒業してから時間がたっていると、入学・卒業の年を思い出せないことがあります。その場合も、生まれた年から計算すれば正確に書けます(下の「卒業した年をまちがえないために」を参照)。

学校の名前が変わっていたり、統合されてなくなっていたりする場合は、通っていた当時の名前で書きます。今の名前が分かれば「(現 〇〇高等学校)」と添えます。主婦(主夫)の方のパートの履歴書全体の書き方は、主婦・主夫のパートの履歴書で説明しています。

卒業した年をまちがえないために

学歴でいちばん多い間違いは、入学・卒業の年の数え間違いです。ストレートに進学した場合は、生まれた年から次のように数えられます。

  • 中学校卒業:生まれた年+16年の3月(4月2日〜12月31日生まれ。たとえば2000年6月生まれなら2016年3月)
  • 早生まれ(1月1日〜4月1日生まれ)は1年早く、生まれた年+15年の3月(2001年2月生まれなら2016年3月)
  • 高校卒業は中学校卒業の3年後、大学卒業は高校卒業の4年後

年号は、西暦と和暦(令和など)のどちらでもかまいません。1枚の履歴書の中では、どちらかにそろえます。

学歴について面接で聞かれること

アルバイト・パートの面接で、学歴について深く聞かれることはあまりありません。聞かれるとしたら、次のようなことです。

  • 在学中の人:「何年生ですか」「卒業はいつですか」「授業はどの曜日に多いですか」。いつまで、どれくらい働けるかを確かめるための質問です。
  • 中退した人:「どうしてやめたのですか」。理由は一言で、「今はこう働きたい」という話につなげます。
  • 専門学校・大学で学んだことがある人:「何を勉強していましたか」。仕事に関係があれば、具体的に話すと評価につながります。

どの質問も、履歴書に書いた内容と同じことを答えれば大丈夫です。年月を間違えて書いていると、ここで話がかみ合わなくなるので、出す前に必ず見直しておきます。

履歴書バイトで作る場合

このサイトの作成ツールでは、2つ目の「学歴」の画面にある「生年月日から自動計算する」を押すと、入学・卒業の年月が入ります。

  • 最終学歴を選ぶ:高等学校・専門学校・短期大学・大学・大学院から選びます。
  • 中学校から書くか選べる:「中学校から記載する」にチェックを入れると、中学校の行も入ります。入れない場合は、高校の入学から入ります。
  • 浪人・留年があるとき:「自分で設定する」にチェックを入れると、在籍した年数や、卒業後の期間を変えられます。
  • 学校名は自分で書き換える:自動計算では「○○高等学校」のような仮の名前が入るので、正式な名前に直してください。
  • 在学中・中退:学校ごとの「状態」で、卒業・修了・在学中・卒業見込み・中途退学を選べます。在学中を選ぶときは、卒業年月を空けておくと、PDFに「〇〇専門学校 在学中」の行が入ります。

自動計算は、基本情報の画面で生年月日を8桁で入力してから使ってください。

よくある質問

小学校から書いたほうが丁寧ですか?
小学校・中学校の入学まで書く必要はありません。行数を使うだけで、読む人にとっての情報は増えません。
パートの応募で、学歴を書かずに出してもいいですか?
学歴の欄がある履歴書では、空けずに書きます。最終学歴だけでも書いておけば、書き忘れと思われません。
卒業した年が分かりません。
生まれた年から数えられます。4月2日〜翌年4月1日生まれの人は、同じ学年です。早生まれ(1月1日〜4月1日生まれ)の人は、生まれた年の前の年に生まれた人と同じ学年になる点に注意します。
専門学校は学歴に書きますか?
書きます。「〇〇専門学校 〇〇学科 入学」「卒業」のように、大学と同じ形で書きます。

生年月日を入れると、入学・卒業の年月が自動で入ります

入力欄に沿って埋めるだけで、履歴書のPDFができあがります。会員登録しなくても使えます。

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参照した情報

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例文について 記事内の店名・日付・数字は記入例です。特定の個人の経歴ではありません。応募先の募集要項に指定がある場合は、そちらを優先してください。