業種別 バイトの履歴書の書き方|コンビニ・飲食・アパレル・スーパーの例文

この記事の結論
アルバイトの履歴書の基本は業種が変わっても同じですが、志望動機と本人希望記入欄で何を強調するかが変わります。コンビニは深夜や早朝を含む働ける時間帯、飲食店は忙しい時間帯に入れることと清潔感、アパレルは服やブランドへの関心と接客、スーパーは平日の決まった時間に安定して働けることが伝わるように書きます。
業種が変わっても、基本は同じ
アルバイトの履歴書の書き方は、業種が変わっても基本は同じです。学歴・職歴・資格は正確に書き、志望動機はそのお店を選んだ理由を短く、本人希望記入欄には働ける曜日と時間帯を具体的に書きます。欄ごとの書き方はバイトの履歴書の書き方にまとめています。
業種によって変わるのは、志望動機と本人希望記入欄で、何を前に出すかです。お店によって、人手が足りない時間帯や、大事にしている働き方がちがうためです。ここでは、応募が多い4つの業種について、見られやすい点と例文を紹介します。
コンビニ
見られやすい点
- 働ける時間帯:コンビニは24時間営業の店が多く、早朝・深夜・土日の人手を求めていることがよくあります。
- いろいろな仕事を覚えられるか:レジのほか、品出し・清掃・宅配便の受付・公共料金の支払いなど、仕事の種類が多いのが特徴です。
- 家からの近さ:急なシフトの相談にも対応しやすいため、近くに住んでいることはプラスになります。
志望動機の例文
例文
自宅から歩いて5分の距離にあり、ふだんからよく利用しているため応募しました。レジだけでなく、宅配便の受付など幅広い仕事があることに興味があり、一つずつ確実に覚えていきたいと考えています。大学の授業が午前中に集中しているため、平日の夕方から夜にかけて安定して勤務できます。
本人希望記入欄・資格欄のポイント
深夜や早朝に入れるなら、それをはっきり書くと評価されやすくなります。ただし、18歳未満は午後10時から午前5時までは働けません。資格欄は、コンビニの仕事に必要な資格は特にないので、持っていなければ「特になし」で問題ありません。
飲食店
見られやすい点
- 忙しい時間帯に入れるか:ランチ(11時〜14時ごろ)とディナー(17時〜21時ごろ)、それに週末が忙しい店が多くあります。
- 清潔感:食べ物を扱うので、身だしなみや写真の印象が大切です。
- ホールかキッチンか:職種が分かれていることが多いので、希望職種を書きます。
志望動機の例文
例文(ホール)
以前から客として利用しており、忙しい時間でも笑顔で声をかけてくれるスタッフの方の接客に惹かれて応募しました。高校の文化祭では模擬店でお客様の呼び込みと会計を担当し、人と話すことが好きだと気づきました。土日のランチの時間帯を中心に、長く働きたいと考えています。
例文(キッチン)
料理をすることが好きで、家でも毎日夕食を作っています。プロの調理の現場で、仕込みや盛り付けを学びたいと考えて応募しました。限られた時間で手早く作業することを心がけ、早く一人で任せてもらえるようになりたいです。
写真のポイント
写真は、髪をまとめて顔がはっきり見えるようにし、襟のある服で撮ると清潔感が伝わります。くわしくは履歴書の写真を見てください。
アパレル
見られやすい点
- そのブランドが好きか:お店の服を着て働くことが多く、ブランドへの関心や理解が見られます。
- 接客で提案できるか:お客様に声をかけ、服の組み合わせを提案する接客が中心です。
- 土日・セール時期に入れるか:週末やセールの時期は特に忙しくなります。
志望動機の例文
例文
貴店の、シンプルで長く着られる服が好きで、学生のころから愛用しています。自分が実際に着て感じた良さをお客様に伝え、その人に合った組み合わせを一緒に考える仕事がしたいと考えて応募しました。前のアルバイトでは雑貨店で2年間接客をしており、お客様に声をかけることには慣れています。
職歴のポイント
アパレルや雑貨など、販売の仕事の経験があれば、職歴に「〇〇店にて販売スタッフとして接客・在庫管理を担当」のように、担当した仕事まで書きます。お店の名前は、会社名とブランド名がちがうことが多いので、「株式会社〇〇(ブランド名 〇〇店)」のように両方書くと分かりやすくなります。
スーパー
見られやすい点
- 決まった時間に安定して働けるか:朝の品出しや、夕方のレジなど、毎日決まった時間の人手を必要としています。
- 正確さ:レジでのお金のやりとりや、値付け・品出しには正確さが求められます。
- 部門の希望:レジ・品出し・青果・精肉・惣菜など、部門に分かれていることが多いです。
志望動機の例文
例文(レジ)
子どもが小学校に上がり、平日の日中に働ける時間ができたため応募しました。貴店は日ごろから買い物で利用しており、売り場の配置にも慣れています。以前は事務の仕事で数字の確認を丁寧に行ってきたので、レジの正確さに活かせると考えています。
例文(品出し・早朝)
早起きが得意で、朝の時間を有効に使いたいと考えて応募しました。コツコツと作業を続けることが好きで、前の仕事でも倉庫で商品の仕分けを担当していました。平日の朝6時から9時まで、毎日安定して勤務できます。
本人希望記入欄のポイント
スーパーのパートでは、「毎週この曜日のこの時間」と決まった枠で働く人が多くいます。働ける曜日と時間帯を具体的に書き、週の日数も添えると、お店はシフトに組み込みやすくなります。
ほかの業種に応募するときの考え方
ここで取り上げた4つ以外の業種でも、考え方は同じです。近い業種の書き方を参考にすると書きやすくなります。
- ドラッグストア・100円ショップ:レジ・品出しが中心なので、スーパーやコンビニの書き方が参考になります。
- カフェ・ファストフード:飲食店の書き方が参考になります。注文を受けて素早く作る仕事なので、手早さや明るさを伝えます。
- 雑貨店・書店:アパレルと同じく、商品が好きなことと、お客様への案内ができることを伝えます。
- 倉庫・軽作業:人と接することより、正確さや体力、決まった時間に働けることを前に出します。
業種別の早見表
4つの業種で、志望動機と本人希望記入欄に何を書くとよいかを、表にまとめました。
| 業種 | 志望動機で前に出すこと | 本人希望記入欄で前に出すこと |
|---|---|---|
| コンビニ | 近さ・よく利用している・いろいろな仕事を覚えたい | 早朝・深夜・土日に入れるか |
| 飲食店 | お店の雰囲気・接客や料理が好き | ランチ・ディナー・週末に入れるか、ホールかキッチンか |
| アパレル | ブランドが好き・接客で提案したい | 土日・セール時期に入れるか |
| スーパー | よく利用している・正確な作業が得意 | 毎週決まった曜日・時間に入れるか、部門の希望 |
いくつかの業種に応募するときは、志望動機を書き分ける
アルバイト探しでは、コンビニと飲食店のように、ちがう業種に同時に応募することもよくあります。そのとき、同じ志望動機を使い回さないようにしましょう。
学歴・職歴・資格は、どのお店に出すものでも同じで構いません。一方、志望動機と本人希望記入欄は、お店ごとに見られる点がちがいます。コンビニ向けに書いた「いろいろな仕事を覚えたい」という志望動機を、アパレルのお店に出しても、「うちのブランドに興味があるのかな」と思われてしまいます。
書き分けるのは大変に思えますが、変えるのは志望動機の最初の1〜2文と、本人希望記入欄の順番だけで十分です。そのお店を選んだ理由と、お店が求めている時間帯を前に出すように入れ替えましょう。
履歴書バイトで作る場合
このサイトの作成ツールは、業種に関係なく同じ入力欄で作れます。業種に合わせて工夫するのは、次の2か所です。
- 志望動機:5つ目の「自己PR・志望動機」の画面に書きます。「AIで下書きを作る」を使うと、性格・強み・経験を入力して、300〜350字ほどの下書きを作れます。志望職種の欄に「コンビニのレジ」のように入れられますが、下書きは欄の中身と置き換わるので、そのお店を選んだ理由は自分の言葉で書き足してください。
- シフトの希望:「バイト用」の様式なら、勤務できる曜日を押して選び、希望する時間・勤務開始できる日・週の勤務日数を入力できます。飲食店でホールかキッチンかを伝えたいときは、志望動機の欄に書くか、本人希望欄のある「写真あり」の様式を選んでください。